- ガンダムSEED DESTINYを全話視聴した感想が知りたい
- 評判があまり良くないけど実際はどうなの?
- 良いところも知りたい
今回の記事ではこんな悩みを解決します
本記事の内容
- ガンダムSEED DESTINYを全話視聴した評価
- ガンダムSEED DESTINYの良かったところ
- ガンダムSEED DESTINYの気になったところ
- ガンダムSEED DESTINYの好きなエピソード
私は中学生のときにリアルタイムで、ガンダムSEED DESTINYを見ていました。
DVD、HDリマスターと何度も見直してきた、私だからできる評価をしています。
結論としては、ストーリーがまとまらない中途半端な作品といった印象。
少々、辛口ですがもちろん良いところもあります。
実際にガンダムSEED DESTINYを見たレビューが知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ガンダムSEED DESTINY本編のネタバレを含みますので、ご了承ください
【全話視聴した評価】ガンダムSEED DESTINYは中途半端な作品!
ガンダムSEED DESTINYを全話視聴した感想は、「ストーリーがまとまらない中途半端な作品」です。
なぜそう感じたのか。
その理由を解説していきます。
まとまりのないストーリー
ガンダムSEED DESTINYは、前作SEEDの続編として期待されていました。
当時、ワクワクしながら放送開始を待っていたよ
第1話のつかみは完璧でした。
「これは期待できる」と思っていましたが、ストーリーが進むにつれて段々とまとまらない感じがでてくることに。
後半の駆け足展開から、気づいたら最終話でした。
まとまりがなぁ
制作がタイトだった背景があるようですが、ストーリーが行き当たりばったりに感じましたね。
主役が3人は難しい
ガンダムSEED DESTINYの主人公はシン・アスカです。
しかし、前作の主人公キラとアスランの2人も主役にしたかったのか、段々とシンの影は薄くなっていくことに。
結果として物議を醸した主人公交代につながってしまいます。
3人全員を主役として描いていきたかったようですが、中途半端になってしまいまとまりのないストーリーになってしまいました。
キラとアスランは人気だからわからなくもないけど
シン1人を主軸にして、キラとアスランをサブの立ち位置にすればもう少し評価も変わってくるのかなと思います。
監督がやりたかったことを表現しきれなかったね
SEEDファンは見ておくべき
全体的に辛口な評価となってしまいましたが、SEEDファンなら見ておくべきです。
ストーリー展開に賛否はあるものの、ファンからすれば続編というだけで楽しめる部分もあります。
SEEDのキャラクターたちが成長しているのもいい
さらに噂だけが飛び交い凍結されたと思われていた、劇場版ガンダムSEEDの制作が再始動しました。
TVシリーズの続編であることが決まっているので、劇場版に備えてガンダムSEED DESTINYまで見ておきましょう。
劇場版には期待したい
【評価は厳しいけど】ガンダムSEED DESTINYの良かったところ3選!
ガンダムSEED DESTINYの評価は厳しいですが、もちろん良いところもあります。
個人的に良かったところを、3つ紹介していきますね。
序盤から中盤の展開
ガンダムSEED DESTINYはストーリーが批判されることが多いですが、序盤から中盤にかけての展開は面白いです。
これぞ続編って感じがしてよかったよ
- シンの成長
- 新しいMS
- 繰り返される争い
個人的には、PHASE-24くらいまでの展開が好きですね。
ナチュラルとコーディネイターの対立、繰り返される争いは前作SEEDを見ているからこそ引き込まれるものがありました。
ストーリーが進むにつれて、脚本が追いつかなくなってきた感はありますが、それでも序盤の盛り上がりはSEEDを超えたと思わせてくれます。
裏で暗躍するロゴス
ナチュラルとコーディネイターの対立、戦争に巻き込まれる子どもたち。
前作SEEDはガンダム作品として王道の展開でしたが、わかりやすく描かれていました。
ガンダムSEED DESTINYでは、戦争の裏で甘い蜜を吸い続ける「ロゴス」が登場します。
ロゴスは世界各国の政府・軍部と強いつながりを持っており、裏で戦争をコントロールしています。
SEEDからさらに一歩踏み込んだのはよかった
「なぜ戦争はなくならないのか」その本質を考えさせられました。
ロゴスの登場により、ストーリーに深みがでたのは非常によかったです。
カッコいいMS
ガンダムSEED DESTINYでは、前作のSEED以上にたくさんのMSが登場します。
ザク・グフ・ドムといった往年のMSのオマージュも。
新しいガンダムもカッコいい
特にインパルス、セイバー、デステニーのデザインはお気に入りです。
デステニーの光の翼やシャニングフィンガーを思い出せる仕様はたまりません。
前作SEED終盤で活躍したフリーダム、ジャスティス、プロヴィデンスの後継機も登場します。
後継機の登場は熱い
カッコいいMSがたくさん登場するので、ガンダムSEEDのとき以上にお気入りの機体を見つけることができます。
【ここが惜しい】ガンダムSEED DESTINYの気になったところ3選!
中途半端な作品になってしまった、ガンダムSEED DESTINY。
もう少しどうにかならなかったのかなと、感じたことを3つ紹介します。
シンの成長が見たかった
作品の評価のところでも触れましたが、ストーリーの途中で前作の主人公キラがメインになります。
あれっ?
シンはどこに行っちゃったの
そう錯覚するくらい鮮やかに交代します。
シンの成長を見守ってきた、視聴者にとっては辛い展開でしたね。
シンの抱える心の傷や葛藤から力を欲し、戦いに身を投じる。
そんなシンの成長を見たかったのですが、キラに全てを持っていかれました。
終盤は完全にキラ達の敵になっちゃった
嫌われることの多いシンですが、個人的には好きなキャラクターです。
ガンダムSEED DESTINYを通して、シンの成長を描ききってくれたらと良かったなぁと感じました。
総集編や過去の回想が多い
制作がタイトだったため、総集編や過去の回想を多くせざるを得ない状況だったことが考えられます。
視聴者としては「次週はどうなるんだろう」と思ったところで、総集編や過去の回想が入るとガッカリしますよね。
HDリマスター版では何話かカットされましたが、それでも3回あります。
HDリマスター版の総集・回想
- PHASE-20:PAST
- PHASE-29:FATES
- PHASE-47:ミーア
今思うと、しょうがなかったのかなと割り切れますが、リアルタイムで見ていたときはテンポが悪く感じました。
モヤモヤするよね
アニメが原作に追いついてしまい、引き伸ばすパターンはよくありますが、それとよく似ていますね。
気になる人は飛ばすか、流し見でも問題ないです。
アスランがフラフラしている
前作ガンダムSEEDでも、どっちつかずな印象がありました。
個人的には、アスランなりの考えがあり苦悩していたと解釈しています。
ガンダムSEED DESTINYでは、フラフラしすぎ
オーブ→ザフト復帰→ザフト離脱と、所属の移り変わりが激しいです。
悩み、苦悩する部分が、アスランの良さでもあるんですけどね。
あとやたらモテる
- 優柔不断すぎ
- 結局どうしたいのかわからない
リアルタイムで見ていた中学生の私もそう感じました。
大人になるにつれて優柔不断な部分も、アスランというキャラクターの魅力。
そう思えるようになりました
大人になったのね
欲をいえば、アスランの葛藤する部分はもう少し丁寧に描いて欲しかったです。
ガンダムSEED DESTINYの評価が高いエピソードBEST3
ガンダムSEED DESTINYを全話視聴した中で、個人的に評価の高いエピソードを3つ紹介します。
みんなのお気に入りエピソードも教えてね
PHASE-01:怒れる瞳
記念すべき第1話。
シンが家族を失う衝撃的な始まりでした。
いきなり絶望を見せつけられた
シンがオーブを憎むキッカケであり、戦争に巻き込まれた一般人という描写が生々しかったです。
ザフトの新型MSカオス、ガイア、アビスが強奪される展開もSEEDの1話を彷彿とさせました。
SEEDでは地球連合のMSが奪われたよね
そしてインパルスの合体シーン。
最後はシンの、「また戦争がしたいのかあんた達は!」1話としては完璧でしたね。
ワクワク感がたまりません。
PHASE-12:血に染まる海
シンのSEED覚醒回です。
シンの無双が凄まじい
デュートリオンビーム照射からの、ソードシルエット換装までの流れは最高すぎます。
純粋にインパルスがカッコいい
個人的に好きなMAザムザザーが、登場するの嬉しいですね。
インパルスに撃墜されてしまいますが、SEEDの頃よりもMAが出てくるのはたまりません。
あの無骨な感じがいいんですよね。
最後はアスランが、ザフトに復隊しFAITHに任命されます。
セイバーの発進シーンで終わるのカッコよすぎんか
PHASE-42:自由と正義と
序盤はアカツキとデステニーの戦闘がメイン。
アカツキがピンチになったところで、大気圏から颯爽と登場するストライクフリーダムがカッコいいです。
ミーティアが流れるのはズルいよね
ストライクフリーダムと、デステニーの戦闘シーンは必見です。
- アークエンジェルとミネルバの再戦
- 降下ポットから登場するドムトルーパー
- アスランの決断
他にも見どころの多いエピソードとなっています。
アスランの煮え切らない感じはなんとも言えませんが、インフィニットジャスティスが発進するシーンで、エンディングに入ります。
インフィニットジャスティスのデザイン最高すぎる
パイロットスーツのラクスが見れるのもいいよね
ガンダムSEED DESTINYの評価は厳しいが見どころもある!
脚本の都合上、ストーリーにまとまりがなく中途半端になってしまったガンダムSEED DESTINY。
しかし、悪いところばかりではありません。
序盤の展開やMSのデザインは、続編の期待に応えたと感じます。
見てみると思ったより面白かった、という声もあります。
もう少し準備期間があればなぁ
こんな風に思いますが、タラレバ論はキリがありません。
ガンダムSEEDが続いてくれたことに、意味があると思っています。
劇場版も待ってるしね
ガンダムSEED DESTINYには、スターゲイザーという派生作品もあります。
スターゲイザーは、より大人向けな作品になっているので、こちらもチェックしてみてくださいね。
劇場版に備えて、ガンダムSEEDの映像化作品を見ておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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